PHOTO COLLECTION

僕だけの秘密の場所
(“glamorouspike ”)

サードアルバムのジャケットに使用した写真はこれJR神戸駅から高速神戸駅へ抜ける地下道、DUO神戸のサンポルタ広場のドームなんです。通勤で毎日通ってる道なのになかなか見上げることなんてなかったんですけど、こんな風になってたんや…すっげーって撮った一枚。うつむいてばかりじゃ見えるものもなかなか見えないんだよな。ちなみに垂れ幕はシーズンごとに変わるようです。

矛と盾
(Pike & shield)

これは以前東京を訪れた際に撮った一枚。そびえ立つスカイツリーを矛に、隣のビルを盾に見立てて。時間が無くってスカイツリーは見上げるだけしかできなくて、何枚か写真を撮っただけだったんですけど想像してた以上に大きくて、ただただスゲースゲーって連呼してたことを覚えています。ロストの写真とは対照的な近未来な一枚、どちらにもそれぞれの良さがありますね。

サヨナラが言えず 強くもなれず
(Lost)

この写真は以前会社の社員旅行で訪れた山口の温泉宿の写真。レトロな雰囲気が素敵な宿でした。今回の曲は実は乃木坂46の橋本奈々未さんが卒業してしまって超さみしいって内容の曲なんですけど、彼女の最初で最後のセンター曲のPVがあまりにも美しくて、見たことのある方にはわかる!って感じかなと思いますが、そのPVに出てきそうな雰囲気の一枚を選びました。曲の雰囲気とは合ってないですけど、いい写真だと思います。

今日はステキな日じゃないか
(Wishing you many more happiness)

今回の曲は誕生日がテーマです。なのでベタに誕生日のケーキの写真を。毎年毎年、いくつになっても誕生日ってやっぱり特別な日で、お祝いしてもらえたり、声をかけてもらえたりすると嬉しいですね。今年はついに大台に突入なワタクシですが誕生日のケーキは楽しみです。

見たことのない世界のこと
(Step by step, together)

庭先のハナミズキが満開です。ハナミズキ、って名前は某歌でよく目にしますが、自宅にあるにもかかわらず、うーすべにいーろのぉー、かわいいぃー花を見る事って実はなかなかなかったなぁと思います。ハナミズキって米国じゃ日本の桜くらいメジャーなものらしいですね。こんな小さな国の片隅で、まだまだ知らないことがたくさんあるな、って思います。

薄っぺらなファンタジー
(Wounderful world)

この写真実はめっちゃレアなんではないでしょうか。USJ、ハリーポッターの建設中のホグワーツ城の写真です。夢のような時間を過ごせるテーマパークも、実はたくさんの人の汗と涙の努力があって成り立ってんですよね。レトロでファンタジーなお城に現代的な作業用の足場が組まれた何ともシュールな一枚。曲中のファンタジーってのは夢みたいなことばっかり理想を掲げた話を皮肉った表現であって、実はファンタジーものは昔から好きで。ハリーポッターシリーズも何気に全作観てたりするんで完成したホグワーツ城を見てみたいと思いつつなかなか行けてません。

泡沫の夢
(Round again)

ワタクシ、飲みはビール党でして、飲み会の席では他のお酒には目もくれずただただひたすらビールを飲んでます。学生時代と変わらない飲み方をすると次の日、どころか帰りの電車でエラいことになってますけど笑。最近は自宅でマニアックなクラフトビールを味わいながら飲むなんてことが多いんですが、気の合うメンバーでワイワイと飲むのはやっぱり楽しいですね。

虹が消えていったあとで
(After the rainbow)

これはいつだったか神戸市北区のアウトレットだったか、フルーツフラワーパークだったかへ出かけて行った道中で撮った写真です。山を越えるとただひたすら田園風景が広がる僕の実家を彷彿とさせるノスタルジーな風景だったので一枚撮っておきました。今回の曲は虹が出た、後、の話なのであえて虹の画像は使わないようにしようと思いました。なのでこんな晴れた日の写真を。何がいいのか具体的にはわからないですけど、なんかいい、って思う一枚です。

木偶の坊 
(Klutz)

デクノボーって木でできた人形のこと。これは職場近くの写真館の店先にいる気になる人を撮った一枚。カメラを構えた姿がなんともシュールだなと思って、カメラを向け返して撮ったんですが。デクノボーって、使えないやつとか仕事できない人みたいな意味合いでつかわれて、あまりいいイメージがない言葉ですけど、このデク人形はいい仕事してます。

風は光り
(Fuga)

風光る、とは春の季語。四月を指すそうです。ちなみに五月になると風は薫るんだそうです。日本語って美しいですね。この写真は以前訪れた夙川の桜の写真。川の真ん中に立って撮りました。奥の方に建物が写り込んでいますが仕方ないなあ。風が吹き抜けて行くような、奥行きのある一枚ではないかと思ってこの写真を使いましたが、ジャケットにする際に加工しまくってよくわからない画になってしまいました。

手の届かないもの
(Cloud nine)

クラウドというワードから雲のかかった写真を探してみたらこの写真が。雲の切れ間に見えた満月。実はこれ自宅の玄関前から撮った写真でして。大きな鉄塔ってそれだけですごく存在感があります。なんだろう、すごく心が惹かれる。見上げるだけですごいな、と思います。手の届かないあの月にまで届きそうな。そんな一枚です。

君の手を
(Good night/Good morning)

これは神戸のシンボル、ポートタワーと海洋博物館の写真です。いつだったか雨の日にわざわざ神戸へ出かけた時に撮った一枚。この曲にはモデルになったひとがいて、当時よく三宮の喧騒を避けて神戸へ出かけていました。ずいぶん昔の話ですが。今はもうあれから何度も家族で神戸へ出かけることもあって、これからも新しい思い出が上書きされていきますが、なんとなく思い出してしまうこともあるんですよね。

また灯す明かり
(“rewritone”)

2017年コレクションの楽曲があまりにハイペースで出来上がって来たので急遽ミニアルバムとしてまとめることにしました。アルバムジャケットは前回同様にちょっとカラフルな画を、と思ってたところに先日神戸umieへ行くことがありまして、交差点で信号待ちをしていた時にふと観覧車が目に入ったので撮った一枚です。結構人が混み合う場所なんですが奇跡的に映り込む人もいなくて、ビルの谷間に光る観覧車がなんとなくシュールな雰囲気になったのではと思います。


朝の光を
(Never mind)

この写真はライトマイフューチャーのジャケット写真を撮った時に何枚か撮った写真のうちの一枚です。ライトマイフューチャーの写真は朝日が顔を見せる直前の写真でしたが、あの写真の数分後。木々がシルエットとなってなんとも良い雰囲気の写真になったのでは。ジャケットにする時はいつもいろいろ手を加えて加工してるんですがこの写真は何の加工もせずにジャケットにしました。良い写真が撮れたな、なんて思います。


恵まれた幸運
(Exclusive)

これは先日やっと手に入れた憧れの眼鏡、泰八郎謹製のexclusive Ⅵです。丸みを帯びた少し小さめのウェリントン。今まで色んな眼鏡をかけてきましたが一番自分の顔にしっくりくるデザインです。眼鏡マニアにはたまらない逸品では。実はワタクシ相当眼鏡には詳しかったりします。泰八郎謹製の眼鏡はいつか、いずれ、最終的には、みたいなそういう手に届きそうで届かない存在でしたがこの冬についに手に入れてしまいました。というのも新品で買うととんでもない金額になる職人系眼鏡ですが新古品を格安で手に入れることができまして。レンズは近所の眼鏡量販店で入れてもらったんですが、フレームは本セルロイド製なのでフィッティングだけは専門店でないときちんと合わせられません。なのでそこは泰八郎謹製を扱う金子眼鏡店へ持って行ったところ快く調整をしていただきました。ホントすごく親切にしていただきました。そんな私には珍しく幸運に恵まれて手にした逸品なのです。しばらく使ってフレーム内部の刻印がスレて少しずつ消えてきてますがそれも味かな。大切に使っていこうと思います。

ここにはいない君に
(Stand by me)

この写真は西神にある某有名な洋菓子店の写真です。オシャレなお店で、セレブ妻たち御用達のいつも行列ができているお店。お店の敷地内もこんな感じでシャレオツ感があふれ出ています。今回この曲ずいぶんと出来上がりが早く、ジャケット写真を何にも考えていなかったのですが、この写真を見つけたので画像加工で色付けしていったらなんとまあ、いい感じになったのでは。ここにはいない君、のための椅子ってとこでしょうか。

優しい雨に咲いて
(Bloom in the rain)

この写真は実家の回りにある田んぼに咲いた蓮華草の写真です。田んぼは秋に稲刈りが終わり、また夏前に田植えが始まるんですがそれまでの間、田を肥やすために蓮華草の種が蒔かれ春先になると一面蓮華が広がる美しい風景を見せてくれます。この写真、実は数年前に実家へ帰った時に撮ったものなんですが今はもうこの田んぼは埋め立てられありません。ここ何年かで急速に都市化が進みどんどんと田舎の風景は変わってしまった。子供のころは当たり前にそこにあった美しい風景。今はもう無い、忘れられない風景です。


変わりゆく僕のその向こうへ
(Overdrive)

この写真は最近ついに買った、ずっと憧れていたオベーションのギターの写真です。オベーションのギターの特徴的な両翼の装飾が片翼だけの非常にレアなモデル。あまり見かけることがないですね。オベーションのギターのハイテクなイメージとは裏腹に、木目も非常にキレイに出てて気に入っています。この曲は自分の仕事への向き合い方であったり、人との付き合い方であったり、古い自分を捨てていくと言う事がテーマ。変わりゆく自分を自分らしく。変わらない部分は、より自分らしく。誰かのためじゃなく、自分のために。


振り返らずに進め
(Progress)

見事なまでの大雨だったある日の朝焼け。朝焼けは雨、ってホントですね。あまりに美しい朝焼けだったのでバイクを停めて撮った一枚です。人生にはつらいことがきっと待ち受けている、でもそれを知りながらも僕たちはその歩みを止めるわけにはいかないんです。美しい思い出もいつか忘れてしまうものなのかも知れませんが、ただそこに自分がいたと言うことは事実で、それがあるからこそまた前へ進んで行ける。この写真は2017年コレクションを象徴する一枚かな、美しくも儚く、来るべき未来を予感しながらも進む人生もいいんじゃないでしょうか。


ありふれたものでもいいさ
(Ready-made)
学生時代に欲しくて欲しくて探してやっと手に入れたジョージコックスのラバーソール。就職して履く機会もほとんどなくなってしまいましたが、20年経っても変わらない強さがあります。流行に躍らされ服装もいろいろと変わりましたが純粋に一目でカッコいいって思うものって、やっぱり初期衝動に回帰するような気がします。バンドやることがなくなっても、ライブすることがなくなっても、いいじゃん、また気分を高めたい時にはこの靴を履こうと思います。



いつもアリガトウ
(Last dance)

アルバムのボーナストラックのジャケットには我が家の庭先に咲いた黄色いバラを。蕾がたくさんついたな、と思っていたら翌日には一斉に咲き出して庭先が賑やかになっていました。黄色いバラの花言葉っていろいろあるんだそうですね。良い意味でも悪い意味でも。でも、黄色って幸せのイメージ。幸せの黄色い、みたいな。この曲は大切な誰かさんたちへ向けた曲でして。いろいろな花言葉の良い部分も悪い部分も、全部の意味を込めてこの写真を選びました。



イッツマイメモリーズ
(“electliger”)

セカンドアルバムのジャケットに選んだこの写真は何年か前に神戸のフルーツフワラーパークで行われていた冬のイルミネーションイベント、イルミナージュへ家族で訪れた時の写真です。ルミナリエとはまた違ってパーク内をイルミネーションが飾りそれは正に幻想的な空間を作り出していました。僕の作る音楽も機械的な技術を駆使して作り出しているものではありますが、そこに温かさを感じられるようなものにしたいなと思います。



愛しき日々よ
(Memory flow)

この写真は稲美にある実家近くの川沿いの写真です。少しずつ都会になってきていますがまだこの辺りは田園風景が広がっています。子どもたちと実家の犬の散歩で昔通った通学路を歩いたんですが、やっぱり無くなってる場所があったり、新しく出来た道があったり。時代の流れは止まらない。目をつぶってても歩けると思っていたこの道の途中で、自分が今どこにいるのかわからなくなりそうになった、そんな夕暮れの一枚です。



夏の終わりに
(Sunset gold)

この写真は家族で夏休みの旅行へ行った際に泊まったホテルから撮った写真です。夏休みも終わり近くになった頃にやっと休みが取れ、少し遠出しようかと和歌山まで。ホテルの目の前がすぐ海でヨットハーバーになっています。日常を忘れることが出来た金ピカの思い出です。



星の見えない夜に 
(Bring me dawn)

この写真はコーヒーの銘店、星乃珈琲店で撮った一枚。店内はレトロ感満載でオシャレ女子でいっぱい。壁面に飾られた星の文字は武田双雲さんの書なんだそうです。この曲は夜明けの曲なんですが実はランチに訪れた時の写真で、夜明けっぽく加工してジャケットにしましたがなかなかいい感じなんじゃないかな、と。星の見えない夜とか歌ってるので、いやいや星乃見えてるやん、ていう…ああー、もうしっかりオヤジだな



明日を照らすこの自分へ
(Light my future)

この写真はある日の早朝、訳あって駅まで歩いてきた時の写真です。普段はバイクで通り過ぎる明石の駅前の明石城の堀に差し掛かった時にちょうど日の出を迎え、光に街並みが美しく照らされ出す直前の写真です。歩いてなきゃこんな写真なかなか撮れない。奥の方に天文科学館の塔がちらっと写り込んでます。



駆け抜けていこう
(Magnolia)

この写真は以前、和歌山のポルトヨーロッパへ行った際に撮った一枚です。今回の曲は花がモチーフですがなんというか駆け抜けていくイメージ。木蓮、ではなくマグノリア、なので日本ではなく欧州のレトロな街中を走り抜けるようなそんな感じの画が欲しかったのでこの写真を使いました。ただ詞の中では、足跡が残る、とか言ってるんですけど。石畳の道ではねぇ…。



聴かせたかった歌があって
(The sound of my piece)

この写真は僕が以前所属していたアコースティックユニットでずいぶんお世話になった舞子のライブバー、こずみっくの写真です。初めて訪れた時からこの圧倒的な壁一面のフォトフレームの画は何かここ一番の大切な“何か”の時に使わせてもらおうと思っていました。ノスタルジックでレトロな雰囲気は時間を忘れさせてくれる。またここで歌えたらなと思います。



なんて素敵な世界に生まれたのだろう
(Acid Kid's Blues)

この写真は同級生の結婚式で東京へ行った際に、秋葉原へ行った時の写真です。妹が結婚して東京に住んでるのでそこへ泊まり、翌日、当時どハマりしてたAKB48の劇場をひと目見たい、と連れて行ってもらいました。妹の旦那さんが思い切り写り込んでいます。



あてもなく歩いた旅路
(Shining days)

この写真は僕がハタチくらいの頃によく出演していたライブハウスの楽屋の一枚。10年以上の時を経て、再びそのライブハウスへ出演した際に撮ったものです。当時とは少し変わったかな、とは思いましたが、雰囲気はそのままで落書きだらけの壁はあの頃よりもさらに落書きが増えてましたね。懐かしい。この空気感がとても好きです。若かったあの頃、確かに僕らはここにいたんだな、って思います。



いつか愛すべき誰かと
(Primal)

この写真は実は長男の卒業式のものではなくて僕がこないだまで在籍していたバンドを卒業した時のものです。職場のパートさんたちからサプライズでいただいた花束です。ハイアットコートのジャケット画像は基本的にモノクロでわかりにくいんですがとてもとても綺麗な花束をいただきました。愛すべき自分の側にいてくれる人たち。そんな人たちのことを考えられるような優しい人間になってほしいなぁ。



飛んで行きたい
(Humming bird)

職場喫煙所で、鳥モチーフの写真が無いから撮らないとな、そう思ってたところへふっと舞い降りた鳥。なんてタイミングだ!と撮ろうと近づいたらフワっと上の方へ。しかしこのチャンス逃すものか、と撮った一枚です。とっさに撮った割に、まあまあ構図的にもうまく撮れた一枚です。逆光でシルエットになったのも偶然ですが雰囲気でてます。 



あの日見た夢に揺られて
(Rip my dream)

どんな夢を見ていたのか、このバンドでデビューしたい、とか有名になりたいとか、そんな今さらの夢を見ていたわけではなくって、ただ音楽を楽しむことができればそれで良かったんですが。音楽する、ってモチベーションは人それぞれ。音楽性が違うってそんな問題じゃないんです、バンドってやっぱり人と人がつながって作り上げるものだから。また、何にも縛られずただバンドやりたい。夢に揺られながら。



19時前いつものホームで
(1848)

いつもこの時間の電車で帰ってます。1848っていうのは18時48分て意味なんですよね。ここの駅はどこか昭和の雰囲気が残るローカル駅で電車自体のデザインもひと昔前の雰囲気で、そんなレトロな感じが好きです。この写真はいつも乗って帰ってるこの時間の電車を乗り逃したときに撮った写真。これを逃すと15分待たないといけないからツラいとこです。



ひとつ灯した理由
(Cause it's)

この写真、いつも使ってるスタジオの待合のテーブルで撮った写真です。タバコにコーヒー。スタジオでの休憩の理由。これがなきゃちょっとつらい、みたいな。ウッドなテーブルが雰囲気出してしゃれおつ感がちょっと出たかな、と思いつつ。  最近のコンビニコーヒーはおいしいですね。いろいろ試しましたがやっぱり一番おいしいと思ったのはセブンイレブンのコーヒーかなあ。



未来を見つけに行こう
(Another side of hill)

丘をイメージした写真を探してみたものの丘を撮った写真自体がない、ので丘っぽいぞ、っていう写真を。淡路島の風力発電の風車が立ち並ぶ山を撮った写真です。壮大な自然の中に突如として現れる近代的な建造物は、まさに現代を象徴するような風景です。僕の作る音楽も人の声をフィーチャーしているものの、すべてが機械仕掛けのバンド。どこか共通点があるのかな。



今日を刻んで
(I'll)

アルタノート脱退後、初リリースの今回の楽曲のジャケットに選んだのは、アルタノートがまだボーカルと僕の2人のアコースティックユニットだったという、今となってはバンド的に黒歴史ともとらえられている時代によく2人で練習した舞子の海沿いの公園から撮った明石海峡大橋。今回の楽曲の詞はそのボーカルへ向けて、ともとらえられそうな内容ですが…まあそれも含めて、今までアルタノートとしての僕を見てくれたみなさんへの感謝とメッセージを込めて、という感じでしょうか。この写真を撮った頃はまだまだ未知数の自分たちへの希望しかなかった。この頃が一番楽しかったのかなあ。戻りたい、とは思わないけれど、楽しかった。良い思い出です。



また虹はかかるから
(“fungram”)

架空のファーストアルバムのジャケットに使用したこの写真はある日の飲み会へ向かう途中に撮った1枚です。その日は雨だったのですが、ちょうど家を出る時にぴたりと止んで、見上げた空にかかった虹。普段、虹を見られることなんてありそうでなかなかないので、夢中で何枚も撮ったうちの1枚です。おかげで飲み会に遅刻しそうになりました。



僕らを灯す月
(コスモス)

これは2014年8月のスーパームーンを自宅ベランダから撮った一枚です。肉眼でみると、ひときわ明るく大きく見えたんですがiPhoneのカメラでの撮影ではこれくらいが限度ですかね。この日は曇りだったんですが、タバコ吸いにベランダに出た時、雲が切れて月が顔を見せてくれたので、その瞬間をとらえました。よく見ると電線や電柱が写りこんでいますね。



くすぶってる情熱
(COURT OF FREEDOM)

この写真は、僕のやっていたアコースティックライブユニットのあるライブの日の一枚です。VANSのスリッポンにDICKIESのショーツ。鋲つきリストバンド。うん、パンクスですね。いつも、バンドのさわやかなイメージとは裏腹なカッコして出てました。やっぱり僕の心の一番奥にある音楽はパンクロック。コートオブフリーダムはハイスタンダード横山健さんの1stALBUM『Cost of my freedom』へのオマージュです。



せめて咲き乱れて
(SPRINGBACK)

一時期、仕事であちこちの店舗を応援で回ってたんですが、春の桜の頃に苦楽園へ行くことがありまして。これはその時の帰り道、苦楽園から夙川まで川沿いを歩いた時に撮った一枚です。夙川の桜はホントに圧巻で、やっぱり桜っていいなあと感動しました。夕暮れ時に撮った写真はどこか寂しくもあり、華やかなだけではない春を歌ったこの歌のイメージにぴったりだったのでは、と思います。



果てなく青く
(STRIKE BLUE)

ストライクブルーの果てなく青く広がる空のイメージにぴったりだったのがこの写真の空。奈良にある修験道の聖地、大峰山の山頂にある本堂を撮った写真です。どこか凛とした空気が流れる山頂から見る空は青く広がって、心のモヤモヤしたものも全て振り払ってくれるような強さがありました。この山はこんな時代にも未だに女人禁制を頑なに守り、今もこれからも、おそらく女性の方はその目で見ることが出来ない、というある意味レアな写真です。



過ぎゆく時に揺られて
(FLUFF)

これは奈良の春日大社へ向かう道の途中で撮った写真です。仕事で大失敗をして、自分探しのひとり旅の道中の一枚。フラフというのは色んな意味があるんですが、失敗という意味と羽毛や綿毛みたいなふわふわしたものという意味があります。色んな失敗を繰り返してまた前に進む、という意味を込めて。でも、失敗っていうのは間違いじゃない、それも含めてそれが自分だからそこからまた歩き出せばいいんじゃないかな、と思います。



もう戻れない
(NORTH OF YOHTH)

この歌を作ったのはちょうど転勤した頃で、神戸市北区への異動となり、これはその職場の駐輪場で撮った写真です。早朝のまだ夜明け前、夜中に降った雪が残り、僕より先に来た誰かの足跡が残ってる、なんかいい感じ、って仕事前に撮った写真です。これ実は年明け早々の朝なんですよね。頑張ろう、っていう気持ちを忘れないように。そんな思いを込めました。



僕らの道標
(SLOW DANCE)

スロウダンスの歌い出しの『この道を』という詞から、長く続いていく道のイメージの写真を選びました。これは確か三木市のグリーンピア三木という大きな公園で撮った写真で、どんどん先を歩いていく子供がこちらを振り返った時に撮った一枚です。なんとなく曲のノスタルジックな雰囲気にも合っているのではないでしょうか。



沈む日がにじむ
(DANDELION)

ダンデライオンという曲は作った当初からオレンジ色のイメージがありました。なので夕陽を背にした明石海峡大橋の写真を。ヤシの木が南国感を出してますが、マリンピア神戸で撮った写真です。大橋の写真ってなんかそれだけで十分絵になるなあ、と思いながら歌詞の中の、虹がかかる、と橋がかかってるのをかけた感じで自分では気に入っています。タイトルのたんぽぽがどこにも見当たりませんが…。



君の声を聴かせて
(ANYMORE)

エニモアに使用した写真は学生時代の友達と行ったプールバーでの一枚。エニモアの歌詞の内容は後から自分で読んでみて、色んなとらえ方が出来るなあ、と思ったのですが、揺れる社会情勢について自分なりの思いを込めてあります。ビリヤードのナインボールというゲームは9番を落とすゲーム。9番を落とすのか、どうなのか。現実社会はゲームではない、失くしたものは2度と戻らないのだから、それぞれよく考えてみて、という意味を込めて。玉の配置が違うよ、と言われそうですが…そこら辺はご愛嬌と言うことで。



やがて広がる海
(STANDING THERE)

スタンディングゼアのジャケットに使用した写真は淡路島からのぞむ瀬戸内海の穏やかな海です。歌詞中にある『やがて広がる海』をイメージしてこの写真を選びました。寄せては返す穏やかな波に、しばらく時を忘れて癒されたある晴れた日の一枚です。ずっと向こうまで広がる海の大きさに比べると自分の存在なんて小さなもんだなと思います。何かちっぽけな悩みでうつむいてるなんてホント笑ってしまう。歌詞にもあるように、ここからまた歩き出せる、そんな始まりの場所にはやっぱり海が似合います。